7月25日(水)に米子コンベンションセンターに於いて,中海・宍道湖・大山圏域産学・
医工連携推進協議会主催による「産学・医工連携講演会」が開催されました。

 本講演会は,平成2910月に設立された「中海・宍道湖・大山圏域産学・医工連携推進
プロジェクト」の一環として圏域内の企業や研究機関を対象に開催され,地域未来協創本部
地域医学共同研究部門の中村守彦教授が「地域中小企業が主役で最新医療に挑戦する『やさ
しい医工連携』」と題して講演しました。島根大学医学部が出雲市を中心に取り組んでいる,
やさしい医工連携について事例を交えながら説明し,地場企業の方にも参画しやすい取り組み
であると紹介しました。
 講演では,出雲市以外の圏域(松江市・安来市・米子市・境港市)との産学連携成果につい
ても公開されました。今後,広域での「やさしい医工連携」が期待されます。
 約70名の参加者からは活発な質疑があり,「医工連携への考え方が変わり,自社でも取り組
めそうだ」など前向きな感想が多数ありました。
 

島根大学 地域未来協創本部 地域医学共同研究部門

 
中村教授の講演の様子
産学・医工連携講演会で中村教授が講演しました